初デートで遊園地にやってきました。なかなか杏里さんの心を開けない私は、男らしさを見せて、距離を縮める作戦に。ジェットコースターでは見せ場もなく、お化け屋敷に挑むもお化けの不意打ちに、まさかの渾身の悲鳴を上げたのは私いろどり。

どさくさに紛れて
いいところなしか?
敗北の文字が頭をよぎります。かえりたい。

…あれ。手元に何か当たる。むにっと。
何だこれ…暗いからよくわかりません。えいっ。

杏里「いたい」

あれ?これって。

手です。
どさくさに紛れて初めて手を繋いでました。

いろ「じゃあ、行こうか」
杏里「うん」
いろ「迷子になるとだめやからね」

手を繋いだまま、そのまま進みます。何事もなかったように。

杏里「手汗すごいね」
いろ「ほっといてー」

手汗

脇汗の話は流石にしなかったですけど、体質には嘘つけませんでした。お化け屋敷怖すぎます。

それにしても杏里さん、急に手を繋いだのに嫌がるそぶりを見せません。まんざらでもないのかな。きっかけをくれたお化けに感謝しながら進みます。

道中は、相変わらず私がお化けの餌食になってしまいました。耐性なんて全く付きません。杏里さんはニコニコ顔です。なんだか悔しくなってきた私は意地悪してやることにしました。もう作戦も何もありません。

前回書いたように、最後に喜一くんのランドセルが置いてあります。その横に持ってきた赤い風船を置けば終了です。ようやく終わりですよって感じのまったりした音楽が流れてます。

いろ「ようやく終わりだね。風船置いて早く出よう」

杏里さんに風船を置くよう仕向けました。私の読み通り、風船を置いた瞬間お化けギミックが発動!さすがに、杏里さんもギョエってリアクションしてました。してやったりです。




ビビり度の結果

お化け屋敷を脱出しました。明るいところに出て自然と手は放しました。まだお付き合いしているわけではないので、そういうものでしょう。そして、ビビり度の測定結果です。杏里さんの方がビビってました。悲鳴を上げてたのは私の方なのに、ひっそり怖がってみたいです。ポーカーフェイスだったようです。罰ゲームとしてジュースを奢ってもらい、手汗脇汗で失った水分を補充しました。お化け屋敷が終わった後は、心なしか会話もマシになったような気がします。こうして、少しずつ心を開いていけたら仲良くなれるでしょうか。

その日は、一緒に居酒屋でご飯を食べて解散。今度は夏っぽいことしたいねって話しながら次のデートをなんとなく誘っておきました。反応は悪くなく、割と良い印象を持ってくれてるのでしょう。ポーカーフェイスなので確信を持てないのが、杏里さんの苦労するところです。


以上が、杏里さんとの初デートでした。初デートに遊園地。特にお化け屋敷おすすめですよ!


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